主体的である習慣

「7つの習慣」を身につけると、楽に生きやすくなります!

だれもがもっと楽に生きることができるのではないか?
この本はあまりに有名なので、ご存知の方は多いことでしょう・・。
自己啓発書として、”意識高い系ビジネスマン”向けと思われているかも知れません。
でも、筆者はこの本はビジネスにも通じるのはもちろんですが、普段の生活に取り入れていければ、

人間関係が良くなって、いろんな悩みが解決できるのではないか?

そんなふうに考えています。
では、この「7つの習慣」の内容をなるべく”カンタン”にご紹介してみます。
まず、第1の習慣からです。

 

「主体的である」とは、
 ”周りに影響されずに自発的に行動すること”と、”自分の人生のを創るのは自分に責任がある”
ということです。

その時々のあなたの行動であったり、あなたの感情は、周りに影響されているものではなく、あなた自身の価値観に沿って行動することです。
あなたの人生は、遺伝・周りの環境・子どものころの体験で決められているものではなく、無限の可能性を持って、あなた自身がストーリーを創っていくことができるのです。

刺激と反応のスペース

主体的な人は、外部からの刺激をうけて、あなたが何かしらの反応をする前に、
  1.刺激を自覚して
2.その後どうなるかを想像して
3.自分の価値観にしたがって
4・どうするか意思決定する

ことによって、行動を選ぶことができるということです。
刺激と反応のスペース
これは人間だけが持っている能力です。
人間は、その瞬間に一つのことに集中し、そしてその状態であれば(←マインドフルネス)、刺激と反応の間のスペースを保ち、自分自身の行動を選ぶことができるのです。
イヌやサルなどの動物はどうでしょうか?
外部から刺激があったら、本能的にすぐに反応します。

これを”反応的”と言います。

反応的な人とは、周りの環境や他人の状況に左右されてしまい、自分の価値観にそった行動ができない人のことです。
反応的な人は、次のような言葉をよく発する人で、いつも自分の責任をのがれようとしている人です。

 私はうまれつきそういう人間なんだ。
私はいつもこうしている。
あの人はアタマにくる。
私はできない。時間がないので。
私は・・・・やらなければならない
・・・・でさえあればなぁ

影響の輪

主体的な人は、いろんな問題があったときに、自分の外ではなく、内面から変えることで問題を解決しようとします。
基本的な考え方は、”内から外へ(インサイドアウト)”です。

・自分に関わる問題は、自分で改善する。
・他人に関わる問題には、どう影響を及ぼすことができるかを考える。
・どうしようもできない問題には、笑顔で受け入れる態度をとる。

主体的な人は、どんな問題でも、まず第一歩は自分から始めて、自分の中のポジティブなエネルギーを周りへ発揮していくことを考えることができます。

影響の輪
他人の短所や失敗を責めるのではなく、
自分がどこを改善すればよいだろう?
何ができるだろう?
どういう態度をとることができるだろう?
と、常に自分の中の選択を考えるのです。

 主体的である習慣を身につけると、日常におこる些細な問題や人間関係に気分が左右されることはなくなります。

 

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