終わりを思い描く習慣

習慣を変えて人生を変える

「7つの習慣」を身につけると、楽に生きやすくなります!

だれもがもっと楽に生きることができるのではないか?
この本はあまりに有名なので、ご存知の方は多いことでしょう・・。
自己啓発書として、”意識高い系ビジネスマン”向けと思われているかも知れません。
でも、筆者はこの本はビジネスにも通じるのはもちろんですが、普段の生活に取り入れていければ、

人間関係が良くなって、いろんな悩みが解決できるのではないか?

そんなふうに考えています。
では、この「7つの習慣」の内容をなるべく”カンタン”にご紹介してみます。
ここでは、第2の習慣をご紹介します。

「終わりを思い描くことから始める」とは、
目的をハッキリさせてから一歩を踏み出していくこと
です。
 どんな人間になりたいのか?
 人生で何をしたいのか?
こんな疑問を自分自身に何度も投げかけたことがあるかもしれませんね。
でも・・・そんな簡単に答えが出るものではありません。
考えてみてください。

あなたは、なにかある高いところによじ登ろうとしています。
どこに、どんなはしごをかけるでしょうか?
その目的のところに登るためには、適当なところに、適切な高さのはしごをかけなければなりません。
かける場所と十分な高さのはしごが必要です。
登り始める前に、
”はしごを登って、目的の場所に立っている自分”
をイメージしなければ、適切な準備ができないのです。
これが、”終わりを思い描く”ということなのです。
もし、”目的をはっきりさせること”ができたら、メモに書きだすことが効果的と言われています。
それは、
自分自身の憲法(ミッション・ステートメント)
と呼ばれます。
あなた自身によって、あなた自身のために、あなたの価値観や将来のビジョンを明確にすることができるのです。

心のコンパスを持つ

あなたは、いつも何かを決めるときに、どんなことを中心に考えるでしょうか?
お金・仕事・所有物・娯楽・友人・敵・教会・自己・配偶者・家族


これらのうち、何を中心において、世の中を見て、行動をし、生活しているのでしょうか?
もちろん一つではないかもしれません。
でも、あなたの中心にあるもの、あなたの存在価値、行動の動機、人生観、行動力の”もと”となっているものがあるのです。
それは人によって、”価値観が違う”こともあります。
しかし、人類に共通する根本的な真理となる
”原則”(状況や時代によって変化しない普遍的なもの)
というものがあって、それを明確に自分で持つことができれば、つまらないことで悩むことは減るはずです。
そして、どんな時でも最善の行動を選ぶことができるようになります。
そうすれば、人間は、うまくいっている終わりをイメージして、この原則を”心のコンパス”として、いつも正しい方向に進んでいくことができるのです。
何かを成し遂げるためには、終わりを明確にしなければ成功しませんし、原則からかけ離れたものは長続きしないのです。

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