健康な人・不健康な人の違い-主観的健康観のススメ-


「あなたは健康ですか?」

つぎの4つから回答してください。

「非常に健康だと思う」
「まあ健康だと思う」
「あまり健康ではない」
「健康ではない」

いかがですか?
この質問の回答は、自分のことを自分でどう思っているか?(=主観)だけで答えた結果です。
これを
”主観的健康観”
と言います。
自分で自分のことを健康と思っているか?だけをたずねているので、
病気を持っているとかには関係なく答えるというものです。
それがどうした?と思われたかも知れませんが、実は、この
主観的健康観は、
とても重要な指標だということが最近の研究でわかってきたのです。
自分の健康状態を
「健康でない」「あまり健康ではない」
と答えた人は、仮に医学的なデータが全く同じだったとしても、死亡しやすいのです。
「病は気から・・」
ということわざは誰もが知っていると思いますが、まさに”そのとおり”だったのです。
つまり、
体が悪くなる⇒主観的健康観が悪くなる
のではなく、
具合が悪いと考える⇒本当に健康状態が悪くなる
ということなのです。
でも、あんしんしてください。
逆に言うと、
自分は健康だと考える⇒ますます健康になる
ということも言えるのです。
主観的健康観を高めて、ますます健康になる方法があるのです。

主観的健康観を高めて健康になる方法

では、どうすれば主体的健康観を高めることができるのでしょうか?
それには、大きく2つの方法があります。
主観的健康観を高めて健康になる方法

その1:生活習慣の見直し

 生活習慣のうち、次の3つを変えると主観的健康観が高まります。
〇体重管理
 標準的な体重より、”やせている”、”太っている” と感じている人は主観的健康観が低くなります。
少しでも体重管理に気をつけましょう。 
〇運動
 運動不足だと、自分は不健康と感じてしまいます。少しの運動でも主観的健康観は高まります。
1日30分以上、週2回程度の運動をなんでも良いので生活に取り入れましょう。
 
〇睡眠
 十分で快適な睡眠が得られてない人は、ストレスレベルも高く、健康とは感じられません。
 睡眠時間の確保と快適な睡眠の環境が大切になります。
また、睡眠は、仕事にも大きく影響する重要な要素です。(←睡眠でパフォーマンスを高める)

その2:人間関係の見直し

 人間関係の広さ、深さ、付き合いっている人とうまくいっているか?
このような人間関係が、主観的健康観に大きく影響を及ぼすのです。
 仕事上の人間関係ではなく、地域のつながりや、趣味の人間関係などを持っている人ほど主観的健康観が高い人が
多いと言われています。
 ところが、男性は、”横のつながり”の人間関係を築くのがニガテです。
なので、主観的健康観が低くなりがちです。
会社の人間関係でストレスを溜めるくらいなら、別のコミュニティで人間関係を創ったほうが、より健康的になれる
のです。
 一方、女性の場合は、横のつながりの人間関係が得意なので、主観的健康観が高い傾向にあります。
そのかわり、
 「困ったときに助けてくれる人がそばにいるかどうか?」
というのが主観的健康観に大きく影響するので、夫婦が仲良くできていると、奥さまの健康状態は良くなっていくのです。
いかがでしたが?
自分のことを健康と感じられるように、生活習慣と人間関係見直ししてみましょう。




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