”カイシャ”に依存しない

会社はだれのものでしょうか?
 株主、従業員、役員、その他
 会社は”しくみ”です。
 会社員は、みんなで同じ船に乗っていることに例えられます。
  株主・・・船のオーナー
  役員・・・船の指揮官
  従業員・・・船乗り
 もし、あなたが従業員であるとしたら、
  間違っても”お客さん”であってはいけません。
 乗っている以上は、船が進むためにきちんと働くことが求められます。
 それは大きな船もあれば、小さな船もありますが、基本的には同じことです。
小さな船だと、一人一人の動きが船の動きに直結しています。緊張感をもっていなくてはならないし、絶対に手を抜くわけにはいきません。
 気を付けなければならないのは、大きな船になればなるほど、手を抜く乗組員がいることです。指揮官も細かいところまで目は行き届きません。 それでも船は何の問題もなく進むことができます。
 また、人の成果にタダ乗りすることが可能となるのです(いわゆる「フリーライダー」)。

あなたの船はどこに進もうとしているかわかりますか?

 大きな船であっても小さな船であっても、一つの船に乗っている以上、その船の行先(=どこに向かっているのか?)をきちんと乗組員全員が認識しておかなければなりません。
 
 大嵐に見舞われることも、急に氷山が目の前に現れることもあります。黒船の海賊に狙われて乗っ取られる可能性だってあります。
 
 大きな船と小さな船と・・・・どちらが良いのでしょうか?
 大きな船は、嵐が来てもそれほど揺れずに”安定”しています。そのかわり、スピード感も感じにくいですし、方向も見えにくくなります。そして、急な方向転換は難しいです。
 あなたは、どんな船に乗ってみたいですか?
 どんな船があなたのライフスタイルに合っているでしょうか?
 そして乗組員としての能力を発揮できるのでしょうか?
 自分の目標地点に向かっているのでしょうか?
 船長は信頼できるでしょうか?
 どんな船乗るかは個人の自由で、いつでも自由に乗り換えることができます。
 なので自分の乗っている船に文句ばかり言っていてもどうしようもありません。
 「行先は船に聞いてくれ!」 ではなく、 
 あなたは自分のコンパスと海図を持って、
 「どの船でどんな乗組員でどこを目指すのか?」
 について、自分自身に問い続けることが大切なのです。




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