レジリエントな働き方を身につけて、ラクに生きる考え方

「真面目に一生懸命仕事しているのに報われない・・・」
ふとく、そんな虚しさに襲われるときはありませんか?
そんな時は、精神的に疲れて、心が折れかかっている注意信号です。
そういう時こそ、冷静になってココロの持ち方を整理してみることが大切です。
まず、次の質問を考えてみてください。
「あなたのその頑張りは、本当にお客さんのためになっていますか?」
どうでしょうか?
 あなたが歯を食いしばって頑張っているその姿は、お客さんには伝わっているでしょうか?
 徹夜したとか、残業を頑張ったことが、評価されているでしょうか?
どんどん経済が成長し、会社も大きくなっている時代であれば、がむしゃらに頑張っていればよかったのです。
ところが、今は人口が減少、高齢化し、経済が縮小、情報も多く価値観も様々・・・。
どこの会社も、中高年社員を多く抱えながら、新しい時代に対応していかなければならない・・・・これが多くの会社の実情です。
そして、
 企業の”努力”ではなく、そのお客さんが満足する商品を提供できているか?
が、ダイレクトに問われるようになったのです。
 「頑張ればなんとかなる!」時代は終わってしまったのです。
また、上のポストも詰まっているので、出世を目標に頑張ることにも意味がなくなってきました。
 つまり、がむしゃらに頑張りたくても、その頑張りが報われにくくなっているのです。
昔のように、「とにかく頑張る!」では、うつ病になってしまうか、体を壊すだけ・・・なのです。
 なので、もし、会社の上層部が昔ながらの働き方が染みついている人ばかりの会社であるなら、
早めに職場や仕事を変えたほうが間違いなく自分のためになるでしょう。

レジリエントな働き方を身につける

そうは言っても簡単には働き方を変えられない・・・
そんなあなたは、心の持ち方を変えてレジリエント(しなやか)な働き方を身につけていきましょう。
レジリエンスは、「風にそよぐ柳の枝のように、状況が良くても悪くても、折れないような心の持ち方」のことです。
レジリエンスが高い人には、次の3つの特徴があります。(←折れない心の作り方

①自分に肯定的  ②ストレスをためない ③人とコミュニケーションをとる

これを、普段の働き方に取り入れていくとよいのです。

①自分に肯定的

どうしてもできないこと、時間がかかりすぎる仕事があります。
”最後どうなるかよくわからない” ”期限に間に合わない”なら、やめるか、別の方法を考えましょう。
早めにあきらめることが必要です。
だからといって、あきらめた自分を責める必要はありません。
「何かを捨てて、何かを得る」と考えて、自分を責めないようにしましょう。

②ストレスをためない

まじめな人ほど、期限が遅れることを恐れるあまり、早め早めに仕事をこなそうとします。
そして、時間をかけて、ていねいに完成度を上げようと頑張ります。
そんなやり方はストレスが高まりますし、うまくいかなかったときに、
「自分はだめだ」・「能力がない」
と言って自分を責めてしまいます。
それは、そもそも「あなたが何とかできたことなのでしょうか?」
心に奥行きを持たせて、 「いつでも取り返せる!」と気持ちを切り替えましょう。

③人とコミュニケーションをとる

仕事をするときに避けなければならないことは、”単独行動”です。
会社の目標ではなく、単なる個人レベルの仕事への執着に変わってしまわないように注意しましょう。
孤独感をもったままの仕事は絶体にうまくいきません。
仕事の達成感は、一人ではなく他の人と分かち合ってこそ大きくなります。
なので、なるべく周りの人とコミュニケーションを取って仕事をするように心がけましょう。
いかがでしたか?
いまの時代にあった働き方を身につけて、心をすり減らさないようにしましょう。




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