トレイルランニングシューズのあれこれ

40代後半から始めるトレイルランニング向上日記

2018年からトレイルランニングを始めて4年間で履いてきた(履き潰してきた)トレランシューズをレビューしていきます。これからトレイルランニングを始めていこうと考えれられている方の参考になればと思います。

トレイルランニングシューズの選び方

 基本的には、普段ランニングで使用しているシューズと同じように、サイズ、フィット感で選べば良いです。トレイルで長い距離を走るので余裕を持って大きめが良いとか言う説もありますが、その必要はありません。ランニングシューズと同じで、実際のサイズより0.5〜1.0cmほど大きめのサイズで、トレランで履く靴下を身につけて試着してフィットしていればOKです。

 トレイルランニングシューズの最大の特徴は、アウトソールです。ラグ(ソールの凸凹)のグリップが安心して走るためには欠かせません。4〜6mmのもので、できればVibramというメーカーのソールであれば間違いありません。

 あとは、好きなデザインで選べば良いと思いますが、最近ではほぼ2万円を超える値段になっていますので、本当に気に入ったモデルを慎重に選んで頂いたら良いと思います。

トレイルランニングシューズのあれこれ

 履いてみないとわからない・・・ というのが実はほんとのところです。というのは、トレイルランニングは、トレイル、林道、舗装路、坂道、ぬかるみなどさまざまなサーフェス(地表面)を長い時間にわたって走るので、状況に対応する必要があるのでシューズによって対応力が変わってきたりします。でも、足にフィットしていることが前提であれば、あとはある程度の不具合は許容することになります。 ということで前置きが長くなりましたが、実際に履いてきたシューズについてレビューしたいと思います。 ちなみに筆者の足のサイズは26.5cm、やや幅広でSalomonのような細身のモデルは合いません。ロードシューズもadidasなどは難しく、ほぼMIZUNO一択となっていますので、ご参考ください。

モントレイル Caldrad3

トレランを始めた頃のモントレイルカルドラドII

 初めて買ったトレランシューズ。値段もお手頃、履く人のレベルを選ばないスタンダードなモデルを作っているモントレイルコロンビアのシューズ。 500km走ってアッパーが破れてしまいましたが、トラブルはほとんどなく、よくできたシューズ。入門シューズとしては文句無いレベルでした。

 このあと、モントレイルは全てのモデルを統一して1個のモデルにするという暴挙?に出ました。BM8310 トリニティ AGというシューズです。 このシューズは評判もよく完成度は高いようなので、ぜひ試してみたいと思います。 ただし、ショップの店員のお話では、またいろんなモデルを出すことになるのではないか・・・とのことです。

inov-8 TerraULTRA G260

 トレイルランニングにハマりだし、調子にのってレベルアップのために買ったシューズがこれです。アウトソールがグラフェンという特殊な素材ですり減らないというのが謳い文句。 全体に軽くて見た目もナイス! ただし、ちょっと幅が狭く、ワンサイズ大きめを買うことになり、フィット感はイマイチでした。 また、この丸ひもは緩みやすいというデメリットがありました。

 これも結局500kmほどで使えなくなりました。 グラフェンのアウトソールは思ったより、というか普通にすり減ります。しかもグリップは思ったほど効きません。 またアッパーのフィット感がイマイチで僕には会いませんでした。前評判も高く、値段も高かったのにちょっと残念なシューズとなってしまいました。

MERRELLのトレランシューズ

MTL LONG SKY

 試し履きでフィット感が抜群だったので購入。初めての100kmのレースでも使用した思い出のシューズ。 アッパーがメッシュで通気性もよく、アウトソールもVibramメガグリップでとてもバランスのとれたシューズ。 トレランの世界ではあまりメジャーではないが、登山関係のシューズの作りはMERRELLはきちんとしていて信頼できると思います。

RUBATO

 MTLと合わせてもう一つ違うモデルRUBATOも購入。セールで安くなっていることが多いのでつい衝動買い。 こちらは厚底でクッション性は良いが、ヒールの収まりがなんとも悪く、トレランではほとんど使用せず、街中で使用しています。

Topo MTN Racer2

マンゴー色が鮮やかなMTN RACER2

 これは良い意味で期待を裏切ったシューズ。 Topoというイマイチ日本ではマイナーなメーカー。前足が広く、足にはピッタリの履きごごち。 ソールもVibramメガグリップで非常にバランスの取れたシューズ。なんと言っても耐久性が抜群で、800kmを超えてもアッパーは全く問題なし。

 ただし、このMTN RACER2以外のモデルはすぐに壊れる(ソールが剥がれる)という評判をよく聞きます。他のモデルを購入する際には気をつけたほうが良いかもしれません。 でもとにかくこのシューズはオススメできます。

800km走ったアウトソールのビフォーアフター。

 流石にアウトソールがダメになったので、さよならしました。 100kmを超えるロングレースに2回、練習も含めてとてもお世話になりました。

NIKE ペガサストレイル3

TopoのMTN RACER2(左)と練習用に導入したNIKEのペガサス3(右) インソールはSUPER Feetのブルー。

 NIKEは何と言ってもコスパ! メンバーシップで誕生月に購入したら1万円以下で購入出来ます。練習用、短いレースでは問題なし。ただ、ロングレースではちょっと心もと無いです。 ロードシューズに近く、ロードからトレイルランに入った人にはお薦めできます。

ALTRA MONT BLANC

ALTRAのモンブラン。 とにかく見た目の良さと軽さで一目惚れ!

 流石のALTRA。素晴らしいシューズです。 ちょっとヒールの収まりが不安な感じはあります。でもそれを割り引いてもグリップや走りやすさは完璧と思います。 なんせカッコいいのでOK. 練習ではあまり履かずにレース用として使用しています。

 いかがでしたか?トレランシューズもそれぞれ特徴があり、多種多様です。 UTMFとかのメジャーレースに行くと、HOKA、Salomon、ALTRAでほぼ占められていると言えます。やはりHOKAは良いようですが、残念ながら足に合いませんので、レビューできませんが、どちらにしても色々試してじぶんに合うシューズに出会ってください。 これをシューズ沼と言います。

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