ストレスに強い習慣

テレビをつければ、少年犯罪や、凶悪事件、自殺者増加のニュースなどの暗いニュースが流れています。
新聞を読んでも政治や社会、隣の国を批判する記事が多く目立ちます。
会社に行けば、上司の批判や他部署の批判が渦巻いて、協力的な関係が無かったりします。
そして、家に帰れば、配偶者の愚痴や不満、子どものわがままを聞かされたりします。
もし、あなたがこれらに反応して、憂鬱な気持ちになっていたら、つねにストレスを感じる状態となってしまっていることでしょう。
そんなあなたは、”主体的である習慣”を身につければ、それらのストレスから解放されることになります。
つまり、周りに起こっていて、あなたがどうしようもない(コントロールできない)ことを心配しても仕方ありません。
自分の影響の範囲の外のことで、自らが何ができるかだけを考え、他人がどうするかを考えないことです。
そして、自分にどうしようもできない問題には、笑顔で受け入れる。
という思考をすれば、世の中でストレスと思っていたことはストレスでは無くなっていきます。

マルチタスクをやめる

あなたは、毎日忙しく、時間が足らない状態に強いストレスを感じているのではないでしょうか?
世の中は、いろんなシステムやツールによって”効率化”されてきていますので、一度にいろんなことができてしまいます。
より簡単に”できること”が増加してしまったために、逆に
”時間が足らなくなった・・・”
というあべこべ現象に陥っている人がいます。
人間の脳は、一度に複数のことに意識を向け、集中することはできない構造となっています。なので、
何かに没頭していたところにケータイ電話が鳴ると、そっちへ意識が向かい、もう集中できなくなってしまいます。
 一度にたくさんのことをやろうとするとどれも中途半端になってしまうのはこのためです。
 
 このような脳の能力を超えた使い方は、精神的に強いストレスを与えることになってしまいます。
 そして、次からつぎへとあなたのタスクが増えていくのに合わせて、ストレスレベルもどんどん上がっていくことになるのです。
「自分にとって今もっとも重要なことは何だろう?」
と意識する習慣(←優先事項を優先する習慣)を持てば、いつも忙しい高ストレスの中にずーっと身をおく状況から脱却することができます。

ストレスに強い習慣に書き換える

ストレスから解放されたければ、ストレスを生み出す習慣を変えなければなりません。
ストレスを無くす感情は、破滅的な習慣を次のように書き換えれば良いのです(←身につけたい習慣・破滅的な習慣)。

破滅習慣  ⇒ 書き換える習慣
批判する  ⇒ 支援する
責める    ⇒ 励ます
文句を言う ⇒ 傾聴する
ガミガミ言う ⇒ 受容する
脅す   ⇒ 信頼する
罰する   ⇒ 尊敬する
褒美で釣る ⇒意見の違いを折衝する

同じことが起こっても、どちらの習慣にするかでストレスの受け取り方はちがってきます。
どちらの習慣にするかは、その瞬間瞬間で、あなた自身が選ぶことができます。
つまり、ストレスにするかしないかは、あなた自身の習慣にかかっているのです。




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