毎日同じ悩みを抱えながら生活している人がそれを変えようとするために必要なものは
たった一つ、「行動すること」です。
不満や悩みを持ちつつも、現状を変えようとしない人の口癖、思考パターンは大きく次の2つです。
パターン1:理屈で回避「確かに~~だよなぁ、しかし・・・」
確かに今の会社じゃ未来はないよなぁ~、
しかし、転職したからといってそんなに良くなるとも限らないしねぇ~
パターン2:責任転嫁で回避 「もし~~だったらなぁ・・・」
もし、学歴がもっと高ければなぁ~、自由に会社変われるのになぁ~
もし、時間がもっとあれば、自営業でもやるのになぁ~
このような口癖、思考パターンに陥っていないでしょうか?
もし、あなたがこのようなパターンを持っているとすれば、
自分の強みを自覚していない=ちょっともったいない人
です。
”自分の課題”や”やらなければならないこと”
から、 逃げている状態 なのではないでしょうか?
VIAテスト|自分の強みを見つける
「人生の成功」と呼ばれるモノが世の中には存在し、そのための”秘訣”がまことしやか
に語られたりしています。
成功した人の秘訣を学ぶのも大切かもしれませんが、自分なりの成功の秘訣を見つける
ことが重要となります。
ポジティブ心理学のセリグマン教授は、その人の自分の強みを判定できる測定テスト
であるVIAテストをWeb上に公開しています。
https://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/ja
質問が240個もあるため、ある程度時間はかかりるのですが、24個に分類された強みのうち、あなたがどのような強みを持っているかを判定してくれるものです。
このテストを受けることで、もしあなたが自分には才能が無いと思っていたとしても、たくさんの才能に恵まれている(=すでに持っている)ことに気づくことができます。
ぜひ、一度チャレンジしてみて、その才能を活かせる場所、分野を考えてみてはいかがでしょうか?
VIAテストが定義する人の強み
- 6つの知恵
好奇心 向学心 柔軟性 創造性 社会的知性 大局観
- 3つの勇気
勇敢さ 忍耐力 誠実さ
- 3つの正義
チームワーク 公平さ リーダーシップ
- 2つの人間性
親切心 愛情
- 3つの節度
自制心 思慮深さ 謙虚さ
- 7つの高い精神性
審美眼 感謝 希望 目的意識 寛容さ ユーモア 熱意
自分を認めることから始める
VIAテストの結果はいかがでしたでしょうか?
まず、自分自身を受け入れる態度をもつことが重要です。
人間なので、さまざまな劣等感をもっているとおもいますが、会社や社会の中での
役割をじっくりとみつめ、自分が参加していることでなんらか強みを発揮できていて、
貢献していることをきちんと認識することです。
「何事かを成し遂げられるのは、強みによってのみである。弱みによって何かを行う
ことはできない。もちろんできないことによって何かを行うことなど到底できない」
(ピータードラッカー『明日を支配するもの』)
大切なことは、なんらかの劣等感があったとしても、その不完全な自分を認める勇気をもつことです。
不完全な部分をみとめることで、逆に強みが見えるようになるのです。
あくまでも完璧を求めるのではなく、いかに自分の強みを見つけ”向上”していけるか(いけそうか?)を追求していくことができれば、どんどん気持ちをポジティブに変えていくことができます。
コメント