あなたは、ストレスに強い人ですか?弱い人ですか?
同じストレスを受けたとしても、
平気でいられる人と、ひどく落ち込んでしまう人
がいます。
その”違い”はどこからくるものなのでしょうか?
ストレスに強い人と弱い人の違いは、その”免疫力の差”が大きいと言われています。
医学的に使われる”免疫力”には、次の2つがあります。
獲得免疫・・・・同じ異物が2度目に進入してきたときに、前回より素早く強く反応する
ストレスも病原菌みたいなものですから、同じように考えることができます。
もともと精神的に強い性格というのもありますが、それだけでは防ぐことはできません。
人生の中で免疫力を獲得している人は、もっと強い人になれます。
つまり、
挫折や失敗している人は、この免疫力が高い
のです。
挫折や失敗を多くした人ほど、そのたびに自分のことをよく見つめて、自分の弱さを思い知っています。
それが免疫力を高めているのです。
ストレスの免疫力が弱い人の特徴
一方で、ストレスに対する免疫力が弱い人にも特徴があります。
そういう人は、
限られた場所やその瞬間にとらわれやすい
傾向があります。
たとえば、
勤めている会社(部署)や、学校のクラスなどで、パワハラやいじめを受けたときに、
その人間関係やその場所が一生続くもののように思いんでしまうのです。
絶対的なもののように感じて、自分で自分を追い込んでいるのです。
よく考えれば、その場の人間関係なんて、会社全体や日本全体から考えれば、とても”狭い世界”でしかありません。
そして、”その関係が一生続く”ということもないのです。
物事を長い目で見て、よくよく冷静に考える習慣が必要です。
時間がたてば・・・、場所が変われば・・・・
あなたへの評価や扱いは必ず変化していきます。
ストレスに対する免疫力が弱い人のもう一つの特徴は、
孤独を極端に恐れる
というものです。
人間にとって、孤独は非常に大きなストレスになります。
SNSなどは、まさに孤独を埋めるために作られたものです。
多くの人が”つながり”を作ろうと、毎日スマホとにらめっこしているのです。
そして、その”つながり”を求めようとすればするほど、自分の孤独感を増幅させているのです。
”足るを知る”
というのは、モノに対して使われる言葉ですが、人間関係も同じです。
いま、あなたの周りの身近な人間関係に目を向けて見てください。
あなたのことを大切に思ってくれている人がいるはずです。
その人を意識すれば、必要以上に孤独感など感じることは無いのです。
いかがでしたか?
もし、あなたがストレスに弱いと感じているのでしたら、
今いる場所や未来を決めつけずに、
自分を大切に思ってくれている人を思い出してみてください。
その積み重ねで、あなたはストレスに強い人に変わっていくことができるのです。
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