あなたにストレスをもたらしているもの
その正体は何でしょうか?
仏教の世界では、人間には、誰にでも 心の迷い=「煩悩(ぼんのう)」 があるとされています。
人間は、本当にさまざまな”迷い”を抱えており、108個もの煩悩があるとされています。
このなかでも、最も人の心を毒す代表的な煩悩が3つあるとされています。
「瞋恚(しんに)」 =怒り(自己中心的な心で、怒ること、腹を立てること)
「愚痴(ぐち)」= 迷 妄 (道理をわきまえない愚かな心)
あなたのまわりには、
愚痴・不平不満・怒り・勝手
をぶちまけている人はいないでしょうか?
「こんな人たちさえ居なければストレスないのになぁ・・・」
と、つい言いたくもなってしまいます。?
しかし、そのような他人をコントロールすることは、とても難しいです。なので、
困った状況にどう対処するか?・・・”あなた自身の心の持ち方”を変えるしかありません。
ストレスに対処するには、ひたすら耐え忍ぶといった受け身的、消極的なことでは、基本的に解決になりません。
もっとおおらかに考えて、腹を立てずに冷静に対処できる心構えが必要です。
なかでも”怒りのストレス”に対しては、あなたが 「どう対応するか?」を考えて、自分自身をコントロールすることが大切です。(←ストレス解消法-心理コントロール編-)
できるだけ冷静かつポジティブに対応することができれば、今まで思いつかなかったような、うまい解決策を見出すことができます。
怒りの感情を鎮める3つの方法
あなたのストレスが最も大きくなる時の感情は「怒り」ではないでしょうか?
怒りの心は、自分自身を苦しめて不愉快にします。
そして、その怒りが積み重なった結果、”恨み”となってしまうと・・・・重症です。
この”怒り”という感情を自分でコントロールできなければ、人間関係、家庭も仕事もうまくいかなくなってしまいます。
それほど”怒り”は最悪なものなのです。
そして、1円の利益も生み出さない、非生産的なものなのです。
でも、世の中にはこの”怒り”が渦巻いています。
あなたは、この怒りという感情をうまくしずめて、なるべくストレスを減らしたいとは思いませんか?
そのために、次の3つの方法を実行してみてください。
⇒嫌なことを自分にとってプラスに置き換える。
例:この嫌な状況によって私は何を学ぶことができるだろうか?
⇒相手の行動は支配できないのだから、相手を許し、過去に固執せず、未来に意識を集中する。
例:相手にもきっと事情があるのだろう。これからどうすれば良い関係が築けるだろうか?
⇒人間の心は同時に一つの思考しか持つことができないので、自分の責任を認めるとに他人への怒りは収まる
例:確かに私にも責任の一端はあるかもしれない・・怒りを捨てて次の展開を考えよう。
いかがでしょうか?
「自分が怒ってるなぁ・・」と感じたときに、意識して実行してみてください。
そうすると、今までよりも ”怒り” に震えることがなくなり、穏やかに過ごすことができるようになります。
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