悩みを相談された時やってはイケナイ5つのこと

イメージしてみてください。
あなたが「自分の悩みを相談したい!」と思う人というのはどんな人でしょうか?
その人は、周りから好かれる人ではないですか?
そういう人は、ほぼ間違いなく人の相談にのってあげるのが上手な人と言えるのではないでしょうか。
反対に、誰もが相談したくない人は、周りから嫌われている人の可能性が高いです。
もし、あなたが「家族の中ではなんでも相談できる」という環境にいるのであれば、どんなに毎日がラクに過ごせるでしょう・・・。
その家族はとても良いバランスを保つことができて、精神的にも安定した毎日を過ごすことができるのではないでしょうか?
家族の中でも、特に夫婦のコミュニケーションがうまくいっていくことが大切です。(←家庭が平和になる夫婦のコミュニケーション術)
夫婦関係には限らなくとも、どんな相手ともうまくコミュニケーションを図れたら良いですよね。
だから、”人の相談に乗れる能力”というのは、相手を理解して良い関係を築くことができる大切な習慣の一つなのです(←理解に徹する習慣)
人間関係を良くする会話にはルールがあります。(←人間関係を良くするのに必要な会話のルール10個)
そして、悩みを相談されたときに、”やってはイケナイルール”というのもあるのです。

相談にのるときにやってはイケナイ5つのこと

相手の話に”解釈”を加えて教えてあげる

 相談している人は、評価を求めていません。
 誰が正しいとか間違っているか というのは本人もある程度はわかって相談しているものです。
 「正しい答えを示すことが良いことなんだ」
という思い込みは捨てなくてはなりません。
 求められているのは、あくまでも相手への”共感”です。
 逆に、正しければ正しいほど、相手にとっては反論の余地がなくなってしまいます。
相談に来た意味が無くなるだけでなく、不愉快な思いさえしかねません。

相手が話し終わる前に相づちをうつ

 「そうなんだぁ」、「そう」、「ふーん」
 こんな相づちを、相手が話し終わる直前に言われると、ほぼ誰でもイラッとするこに違いありません。
 速い相づちは、頼られているのですから、本当に
 「相手の言うことなど即座に理解できてすぐに答えを導き出せる」
ほど有能な可能性もあります。
 でも、この対応は相手を不愉快にするだけで、もう二度と相談しようとは思わないでしょう。

「よくあることだよね・・」と一般化する

基本的に、「大したことではないから落ち込むような話ではないよ」と、問題を小さくして、その場を収めようとする態度になります。
悩みが「たいしたいことない」と言われても、相談している時点でその人にとっては「一大事」」のです。
それを否定されると、
 「自分のことを否定された」
と受け取られるかもしれません。。
「一大事で、とても不幸な目にあっている」ことが大したことないとなってしまうと
「自分という存在が特別でありたい人」を否定してしまうのです。
さらに、上から目線で言われて自分が下のような気になり余計に落ち込んでしまいます。

「こうやったらOKだよ」と上からアドバイスする

必要なのは、
 「そうかぁ・・・それは大変な思いをしたんだね」
という”共感”です。
相談しているけど、実は、それほど解決策をほしがっているのではなく、
”話を聴いてもらいたい”という思いほうが圧倒的に大きいのです。
解決策をさらりと出してしまうと、聴いていもらいたいことがしゃべれなくなってしまいます。
また、”物事が良くわかっているしっかりした自分”と、”わかってないダメな相手”という上下関係が生じて、
「そんなつもりじゃなかったのに・・・」。
ということになりかねません。

「自分も同じことを体験して乗り越えた」と

せっかく悩みを打ち明けているのに、その人の悩みを自分のこととして取り上げてしまうのはダメです。
「自分はうまくやれた・・・」 「なんで、あなたはできないの?」
と言っているのと同じなのです。
ここでも、 ”うまくやれた自分” と ”失敗したあなた” という上下関係を作っているので、相手にとってはとても気分の良い訳は無いのです。

まとめ|共感力を高めよう

いかがでしたか?
思い当たることが1つや2つあったのではないですか?

 相手の話をじっくりきちんと聴くことができる
 相手の立場になって共感できる

この2つが共通する能力です。大切なのは、
先に述べたやってはイケナイ5つに注意しながら、”共感力”を高めることです。
そうすれば、あなたをとり巻くいろんな人間関係は、間違いなく良くなっていくことでしょう。




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