あたは子供を「信用」していますか? 「信頼」していますか?
「信用」と「信頼」の違いは何でしょうか?どこが異なるのでしょうか?
信用は「信用取引」といった使われ方をするように、何らかの裏付け、担保がある関係を指します。自分から「信用すること」で、相手から「何かを得ようとする関係と言うこともできます。
これはまさに、ビジネス(=商売)的な考え方と言えます。
一方、信頼は、「無条件に相手を信じること」を指します。信頼した結果、
相手がどう思うか?
どういう反応をするか?
自分に何かを与えてくれるか?
などは一切期待しない関係と言うことができます。つまり、相手には全く依存しない、信頼するかしないかは自分自身の問題とする 関係です。
自分が相手に何らかの見返りを期待することなく、もし期待を裏切られたりすることがあったとしても、それは結果として割り切れる・・・それが「信頼関係」です。
家族の関係はこの信頼関係に他なりません。受験に立ち向かう子供にとって、この信頼関係こそがなによりも必要なのです。
決して見返りを期待していては、本当の信頼関係は築けないのです。
与え続けること
では・・・「信頼関係を築く」ためにはどうすればよいのでしょうか?
何よりもまず重要なことは、自分のことを信頼してもらうことが必要です。
相手に「信頼してくれ」と言って信頼してもらえるものではありません。たぶん・・・難しいと思います。
それを口に出す時点で信頼されていませんよね・・・。
「信頼する」ということは、
120%主体的な行為
です。
なので、相手がどうのこうのではありません。
何よりもまず、あなた自身が、身近な人を信頼することからしか始まらないのです。
相手を中心に考えていては、いつまでも結果は変わらないのです。
まずは信頼してみる、自分から変わる。
もし、相手が本気で信頼してくれば、どんな人間でも心が動かされるものです。
信頼のないところに良い結果は生まれません。
信頼されている自覚が持てれば、家族は必ず良い方向に向いていくに違いありません。
そして信頼オーラを出し続けていくことだけ・・・できることをする。
これは、もちろん家族だけの話ではありません。
どんな嫌いな職場の上司や友達でも同じことです。
まず自分から信頼オーラを出してみる・・きっとあなたの周辺の人や景色が違って見えてくると思います。
自分から周りを変えていければ、幸せで信頼できる人の輪が広がっていき、素敵な人間関係を築いていけるのです。
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