勉強ができないのは親の責任ではありません

「子どもが勉強しなくて困っている・・・」
こんな悩みをあなたはお持ちではないですか?
そして、
「子どもの成績が伸びなくて困っている・・・」
こんな悩みもあるのではないでしょうか?



この種類の悩みのもとは、
自分ではどうしようもないもどかしさ
一体どうてあげたら良いのかわからない
という、漠然とした不安に襲われることです。
その一方で、偏差値教育で数字がはっきりと現れるようになっています。
”子どもの成績が伸びない、勉強ができない”
そんな現実が、リアルに見せつけられ、焦って追い詰められたような気になってしまうのです。
ここで大切なことがあります。
これは、子どもの味方になってあげることが冷静にどれだけできるか?です。
偏差値などの数値だけを見るのではなく、もう少し子どもの様子をじっくりと観察することが大切です。

勉強ができない理由は一つではない

その原因はスマホの触りすぎかもしれません。 
部活動のせいかもしれませんし、もしかすると、恋愛をしているせいかもしれません。
そのほかには、両親の不仲で不安定な精神状態が原因の可能性だってあります。
兄弟と比べられたりしているせいなのかもしれません。
注意しなければいけないことは、
 ”原因を一つに絞り込もうとしないこと”
 です。
 
世の中では、賛否はともかくとして、
親の職業や年収、学歴で子どもの成績に違いが出る
ことは統計的に明確になっています。
つまり、「生まれ」によって、子どもの学歴に差が出てしまっているのが現実で、今の日本社会は、”不平等が当たり前”の世の中なのです。
なので、原因を全部、親のせいにすること自体はおかしいのです。
自分で変えることができないこと に焦点をあててはいけません。
”原因はすべて自分の責任”などと考えて、みずからを追い込んだりしないように注意しましょう。
 
 あなたが ”親としてできること”、”変えられること”
 を見つけて、それに目を向けるようにしましょう。
たとえば、

美味しいお弁当を作る
どこかに連れ出してきれいな景色を眺める
他愛もない会話の相手になる

といったようなことです。
子どもは、”自分は親から注目されている” そのことさえ確認できれば、精神的に落ち着いて、安心して勉強に向かうことができるのです。




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