睡眠でパフォーマンスを高める

あなたは時間が足らなくなったときに、まず睡眠時間を削っていませんか?
毎日の仕事で時間の足らない分を残業でなんとかこなし、夜寝るのが遅くなる・・・
一週間の仕事で時間の足らない分を週末で補てんし、ゆっくり寝ることができない・・・
そんな生活を送っているあなたは、睡眠時間を軽視しています。
時間のマネジメントができずに、睡眠時間で調整していては、健康にはもちろん、仕事のパフォーマンスにも悪い影響を与えています。
それは、睡眠が仕事のパフォーマンスに大きな影響を与える要因は、

夜寝ている間に、あなたの脳の中にインプットされた知識や経験が、
寝ている間に組立て直されて、整理し直される。

という機能が睡眠にはあります。
つまり、睡眠は、 体をリセットするのと同時に、頭の中をリセットする 働きがあるのです。
昨晩、悩んでもまったく思い浮かばなかったようなグッドアイデアが、翌日の朝にふっと思い浮かぶことがあります。
前日に書いた文章を、翌朝に見直してみると、とてもひどいものだったり、自分の言葉がおかしな日本語だなと気づいたりします。
つまり、寝ている間に脳の中が再構築されて、論理的な思考ができるように整った、という訳です。
この働きを仕事でうまく使わない手はありません。
午前中にするべき仕事は、メールを読んだり、資料に目を通すような”インプット”する仕事ではありません。
考えを文章にまとめたり、プレゼン資料を作成したり、意見を出し合ったりといった”アウトプット”の仕事を重点的に
したほうが良いのです。
そうすれば、あなたの一日のパフォーマンスを効果的に高めることができるのです。

時間の密度を高める

人間の脳は、いつも働いています。
睡眠・休憩でアタマの中を空っぽにする時間が脳には必要なのです。
その大切な時間が睡眠なのです。
クリエイティブな仕事が中心の多くの会社では、昼寝を推奨しています。
一方、古い体質での会社で、人との会話もなく、昼寝も許されず、長時間労働を強要するような会社には、
将来の業績に期待することは難しいと言ってよいでしょう。
また、ただ机に向かっていれば仕事の生産性が上がるものではありません。
違うことをやることで気がつくこともあります。
あるクリエイティブな会社では、”思考=考えること”に専念するための部屋が用意されているのですが、その部屋には、わざと座り心地の悪い椅子がおいてあるそうです。
長時間は座っていられないので、この部屋ではウロウロと歩き回りながら考えをめぐらすようにしているそうです。
つまり、じっとしていても良い考えは浮かんでこない・・ということが常識となっているのです。。
人間が、良い思考をするためには、”密度”=”エネルギー”を高めることが必要なのです。
睡眠時間を削ると、”密度”が間違いなく薄まり、エネルギーが高まりません。
「限られた時間の中でデキることを選択し、密度とエネルギーを高めること」
これに徹すれば、あなたのパフォーマンスは必ず高まること間違いありません。

睡眠不足はあなたをネガティブにする

もう一つ、睡眠の大切さについて・・・
アメリカンフットボール(NFL)の名コーチとして知られているヴィンス・ロンバルディ
 「体に疲労がたまると、人はだれも臆病になる」
と言っています。
 休養が不足してしまうと、心がネガティブになり、イライラして自信がなくなり、困難に立ち向かう気力が湧いてきません。
 これが一日のスタートだとしたら、とても良いパフォーマンスが得られることは期待できません。
 一方、睡眠が十分で疲労から回復していれば、自分にポジティブな言葉を口にしたり、朝からポジティブな本を読んだり、成功するイメージを持つことが可能です。
 睡眠不足でネガティブな状態で毎日を過ごしていては、あなたが目標を達成するために必要な人や環境、アイデア、チャンスを引き寄せてくることは不可能です(←磁石の法則)。
 睡眠と休息は、ポジティブマインドを創るエネルギーになるのです。
 




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