街を歩いている人の歩き方をみて、あなたはどんな印象を受けるでしょうか?
- 大またで胸を張って堂々と歩いている人
- 背中を丸めてトボトボ歩いている人
- ポケットに手を突っ込んでコソコソ歩いている人
- はや足でせかせか歩いている人
歩き方に適当な修飾語を付けてしまいましたが、不思議なことに、
当てはまる言葉って自然と決まってくるのではないでしょうか?
そして、
それぞれの歩き方の人が、今どんな感情でいるか?
は、とても簡単に想像できるのではないでしょうか?
これはどういうことかと言いますと、
”行動”を見ただけでその人の”感情”がわかる
ということなのです。つまり、
感情と行動は密接に関係している
ということになります。
落ち込んでいる人は背中を丸めて歩きます。
明るく元気な人は、背筋を伸ばして歩きます。
逆の人ってあまり見たこともないのではないでしょうか?
落ち込んでいても背筋を伸ばして歩く。
明るく元気だけど背中を丸めて歩く。
(そんな人はあまりいないですネ)
では、その歩き方を決めているのは誰でしょうか?
そう、あなた自身ですよね?
姿勢で感情は変えられる
歩き方はあなたの意思で決めることが可能です。
「お前は落ち込んでるんだから、トボトボ歩け!」
と誰から命令されたわけでも決まりでもありません。
その一方、人間はつねにその時々でいろんな感情を持っています。
行動が先か? 感情が先か?
自分で決められるのは・・・・
「行動」です。
なので、まず行動を変えることが感情を変えるためにやるべきことと言うことができます。
もし、何か不幸が起こってしまった場合、起こってしまった事実は変えることはできません。しかし、その感情や、行動(例えば歩き方)、そして未来は変えることが可能なものです。
落ち込んでいることが好きな人は別ですが、落ち込んでいる姿勢を身に着けて歩いていたら、ほんとに落ち込んできます。
まずは姿勢を良くすることで、気分を前向きにすることから始めてみることははどうでしょうか?
気分を良くする姿勢
その時々の気分とは関係なく、少しだけ意識をご自身の体に向けて体のパーツを動かしてみてはどうでしょうか?
どんな人もいつもポジティブである必要はありませんし、落ち込むこともあります。
それはそれでなんの問題もありませんが、あなたが少しでも気分を良くしたいと思われるのであれば、試してみてはどうでしょう。
<止まっているとき>
- 背筋を伸ばす
- 呼吸を深くする
- 口角を上げる
- 目をつぶって瞑想する
- 腕を伸ばす
<歩くとき>
- 腹筋に力を入れてお腹をへこます
- かかとから着地して、つま先で蹴る
- 視線を遠くにする
- 腕を大きく振る
- 大またにする
- リズムをゆったりとる
- あごを引く
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