「為せば成る」マインドを持った子どもに育てる方法

「為せば成る」
あなたのお子さんを励ますときに使っていませんか?
とにかくやればできる!
と勘違い(?)でもしてくれて、努力してくれたら、親としては嬉しいですもんね。
とても使い古された言葉ですが、その本当の意味を考えてみたいと思います。

 

 私たち人間の意識には、
 「顕在意識」 と 「潜在意識」
 があります。
(潜在意識とは:潜在意識を変える )
 私たち大人は、今までの人生経験や、これまで積み重ねてきた情報を基準にして、いろんなことを判断して行動します。
このような行動パターンは、
 顕在意識で物事を感じて判断している
ということになりす。
 その反対に、経験や知識が乏しい子どもは、大人よりも圧倒的に潜在意識の割合が高いなかで行動しています。
なので、時として、大人が思いつかないような突拍子もないことを言ったりやらかしたりします。
よく言えば、
「創造性が高い」
ということになります。

創造性を奪わないこと

人間は、だれもが例外なく最初は子どもですから、だれもが「創造性」を持って生まれてきているのです。
でも、この創造性で大切なことは「使わなければ減っていく」という点です。
大人が、経験・知識・情報を沢山ためこんいき、
結果的にその経験に頼り、創造性を使わなくなって、
創造性がどんどん低下していく
こんな大人への階段をたどるのです。
冷めた考え方をすると、
創造性を無くすこと=大人になること
となってしまうのかもしれません。
 でも、一番困った大人は、とんでもないことに、気づかないままに
”子どもの創造性を奪っていく大人”
です。
 たとえば、こんな会話をする大人です。

オトナ 「将来、何になりたい」
子ども 「プロ野球選手かサッカー選手」
オトナ 「プロになれるのはほんの一握りでなれる確率は低いから、やめといた方がいいよ」

 子どもが勉強を頑張れるのは、

「あの学校に入りたい!何としても入りたい!」
「入学したら、〇〇をやりたい!」
「思いっきり学校生活を楽しみたい!」

といった考えを持っていることもです。
最後はそんな強い気持ちを潜在的に持っている子どもは、その夢を実現していくことができるのです。

子どもの想像力が原動力

マインドを育てるには温かく見守ること

 子どものころの創造性、思いの強さは、水を温めるときの”熱”に例えることができます。
 この”熱”が熱ければ熱いほど、水は沸点に達し、蒸発(=思いが叶う)することになります。
 
 水は100℃の沸点に達するまでは、その温度の上昇は見た目だけでは何℃まで上がっているのかわかりません。
 でも、100℃に達したとたんに沸き立って、一気に気体へと変化していきます。
お湯が沸く様子
 大切なことは、この思い(=子どもの創造性)を温めるのを手伝うことであり、決してオトナの価値観を押し付けて”冷やさない”ことです。
 勉強する子どもに育てるには、勉強そのものを教えることだけでは決してうまくはいきません(←勉強は教えていはいけない)
 そして、この創造性というマインドは、もともと持っているものなので、それを伸ばしていくことに集中していけばよいのです。
お父さん・お母さんにはとって必要なことは、
 文字通り、温かく見守ることなのです。
  お子さんの能力を信頼して・・・。




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