ブレたり間違ったりすることが必要な理由

「人間が下す決定の少なくとも70%は間違っている」
これは、
 成功している経営者と呼ばれている人たちへの調査結果です。
アメリカの経営協会というところの文書に記載されているそうです。
 莫大な利益を得て成功している経営者がそうなのです。
なので、自分を含めた一般庶民のやることなんて、ほとんど間違っていても何の不思議もありません。
 一貫性を維持すると失敗する
 「あれ?ブレずに一貫性がある人間のほうが今の世の中は評価されるはずでは・・・?」
 
真面目なあなたはそんな風に思いませんでしたか?
 著名な思想家であるエマーソンという人は、
  「愚かなまでに一貫性を維持しようとするは小人物の特徴だ」
とまで言っています。
 つまり、自分の意見にこだわったり、人の意見を聴かないことは、
成功の妨げだ
と言っているのです。
 上の2つの考え方は、
 「人間は間違うことは日常的(当たりまえ)なことであり、長い目でみれば間違っていることがほとんどだ」
と考えたほうがより自然なんだ!ということを伝えています。
世間一般では、
  「”ブレない”こと=素晴らしいこと」
のように言われますが、そもそも間違うことがほとんど(70%以上)なので、最初の考えにこだわらずに、
どんどん変わっていったほうが、”実は良い”のです。
まさに一貫性を維持することが失敗につながってしまうのです。

失敗がなぜ成功につながるのか?

そう考えると、子どものころから
 「失敗は成功のもと」
なんて教えられてきませんでしたか?
いつからでしょうか?
そんな言葉忘れてきていませんか?
 では・・・、
成功している人は間違いが少なかったのでしょうか?
あるいは、失敗の度合いが少なかったからなのでしょうか?
 どうもそういうことではないようです。
成功している人は、

もし間違っていたら、すぐにそれに気づいて、失敗を食い止めて最小化する、
失敗から学んで次のステップに活かすということを日常的にしている

 のです。
 サラリーマンの小市民は、いつも ”失敗してはいけない” と臆病になってビクビクしています。
それでは、ココロは常に緊張が連続した状態となり、ストレスが溜まるだけ・・・、余計にパフォーマンスは悪くなっていく悪循環です。
だったら、とりあえずいったん行動して、それで失敗したら素直に間違いを認める・・・・こっちのほうがよっぽどマシそうですね。
失敗をドンドン受け入れて、柔軟に考える習慣を身につけることができれば、ストレスから解放され、イキイキとした毎日を過ごすことができそうですね。




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