劣等感とうまくつき合う

あなただけではなく、誰もが劣等感を多かれ少なかれ持っています。
 劣等感は、他の人と比べて、
「どうして、自分はできないだろう・・・」
というネガティブな感情です。
 そして、他の人をみて、
 「あんな風になれたらいいのにな・・・」
とも同時に考えます。
 このような劣等感を持つことは、とても「ふつう」のことです。
 
 そもそも、なにも目標が無い人は、劣等感を持つことはありません。
 劣等感を持つということは、あなたが「なりたい」「やりたい」目標があって、それに到達していないということを意味しています。
 
 なので、
 劣等感を持っている人=目標を持っている人で、これからチャレンジをしていこうとしている人
と考えることができます。
 つまり、劣等感は、次のステップに進むためのエネルギーでありバネなのです。

劣等感を劣等コンプレックスにしない

 劣等感のようなネガティブな感情を持っていると、そのマイナス部分を実際以上に大きく考える傾向が人間にはあります。
 一つネガティブなことがあると、すべてが悪いように考えてしまいます。

「自分は何をやってもダメだ・・」
「このせいで幸せにはなれない・・」
「みんなからバカにされている・・・」

といった具合です。
 心理学者のアドラーによれば、これは「劣等感」ではなく、「劣等コンプレックス」として、分けています。
 この劣等コンプレックスにおちいってしまうと、
 「どうせ自分には無理に決まっている・・・」
 「失敗すると大変だから、やめておいた方がいい・・」
 「世の中そんなにうまくいくはずがない・・」 
と、劣等感を”言い訳”にして、何に対してもチャレンジしない状態になってしまいます。
 
 劣等感がチャレンジへのエネルギーになるのに対して、劣等コンプレックスは、逆にブレーキになってしまうのです。

劣等感とうまくつき合おう

人間ならだれでも持つ劣等感・・・・
あなたの目標にむけて、
 エネルギーにするか?ブレーキにするか?
どちらにもすることができす。受け止め方は、あなた次第ということになります。
 では、コンプレックスではなく、エネルギーにすることがデキる人というのは、どのような人でしょうか?
 それは、
 自己肯定感が強い人
です。
 劣っている点を持っている自分、それに対して劣等感を持っている自分
をまず受け入れる(肯定する)ことがデキる人です。
 そうすることで、冷静に自分の立ち位置を把握して、次の行動に移すための準備ができるのです。
 
 自己肯定感を高めながら、成長していく・・この考え方は、子どもを育てるときにとても役に立つ考え方ですので、
取り入れることをおススメします(←自己肯定感を高める)。
 劣等感とうまくつき合うことができれば、いろんなことにチャレンジできるポジティブマインドを作ることができるのです。 




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