子どもの自立を知らない間に妨害していませんんか?

反抗期が無くなった子ども

「最近の子どもは反抗期が無い」
と言われて、うなずく人も多いのではないでしょうか?

 

反抗期は、12歳〜18歳くらいまでの間に、とにかく世間やその代表みないな親が嫌いになる時期です。
そして、反抗期は、

 

・自己主張の第一歩
・社会に出たときに人とぶつかるための予行演習

 

といった意味とも考えられてきました。

 

しかし、最近は少子化で親子関係も社会の空気も昔とは様変わりしてきたせいかもしれませんが、反抗期が無くなる傾向にあるようです。
思春期になっても親と子どもがカップルや友達のように仲良く出かけるのが普通になってきたようです。

 

逆に、

 

反抗期がないと子どもが自立しないのでは?

 

と心配されるかもしれません。
しかし、「反抗期が無いから自立できない」という研究や調査結果は無いようです。

 

子どもが自立できるかどうかは、”違うところ”に要因があるようです。

子どものウソは自立のサイン

子どもは成長してくると、ウソをつけるようになります。
自分が怒られると思ったときには、自分を良く見せたり、取り繕ったりして、自分を守ろうとします。
その時に、ウソが有効な手段であることに気づくのです。

 

心理学では、それは社会的な発達の証拠とする見方もあり、ある心理学者は、
「子どもがウソをついたとき、子どもは絶対的だった親の束縛から自由になれる」
と言っているくらいです。

 

ウソをつくことは、自己主張、自立への一つのステップと考えることができるようです。
もちろん親としては、
 「ウソはいけないこと」
として、厳しく叱るのですが、少しは前向きにとらえる必要があるのかもしれません。

 

では、子どもを自立させるために、親はどう向き合ったらよいのでしょうか?

子どもの自立を邪魔する親にならないために

ここで、動物としての人間の本能を考えてみましょう。

 

人間は、哺乳動物の中でも、”不完全な弱い状態”で生まれてきます。
他の動物は、産まれてすぐに立ち上がったり、泳いだり、自分で餌を取ったりするのを見たことがあるかもしれません。

 

でも、人間は、ベッドの上で、ただ泣いているだけで、食事もとれませんし、親の助けがなければすぐに死んでしまうような状態です。
子どもはそんな状態なので、生きていくためには親の注意を引き付けるため、いろんな方法をとります。

 

泣く、すねる、甘える、ケンカする、反抗する・・・・

 

そうして親の反応を見ながら、だんだんと助けを必要としなくても、自分でなんとかいしょうと考え、自立につながるのです。
そのため、時にはウソをつくこともあります。

 

ところが、要求しなくて、一方的に援助してくれる親がずっとそばにいると、いつまでたっても自立できません。
転ばないように、失敗しないように、ストレスを溜めないように、学校で落ちこぼれないように・・・
親が先回りしてしまうと、自立の芽をどんどん摘み取っていくことになります。
というよりも、

親が子どもを「自分の支配下にしておきたい」目的で、
子どもの自立をさせないようにしている

と言った方がよいでしょう。

 

自立した大人とは、
「自分のことは自分で決める、そしてその結果の責任は自分と考える」
ということです。
そういう大人になってほしければ、親としてはどうしたらよいでしょうか?
それは、
助けを求めてきたらいつでも助けるという姿勢を保ちながら、見守ること
です。

 

問題行動が発生したら、自立のサインを受けとめるのです。
”子どもを支配しておきたいという欲求”のために、子どもが自立しないことがないように注意が必要ですね。

 

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