人間の心はそれほど丈夫ではありません。
いくら頑張っても、自分の力ではどうしようもないことがあります。
例えば、地震や大洪水などの大きな災害があり、そんな時、人間はだれでもパニック状態になります。
日常生活では、家のカギや財布を落としたりしたときにも、一種のパニック状態になった経験がありませんか?
この”パニック”になるとはどんな状態なのでしょうか?
実は、人間には、本能的に強いストレスがかかるとパニックになる機能があります。
その仕組みは、
”心のブレーカー”
と呼ばれます。
そうです・・・電気を使いすぎると、バチっと電気が切れる、あの状態です。
あまりに大量の電気が流れると、電化製品が壊れたり、ショートして火事になったりする危険があります。
電気と同じように、人間にも強いショックから身を守ろうとする本能が働くのです。
あまりに強いショックや、一度にたくさんのストレスがかかると、
心のブレーカー
が落ちる仕組みになっているのです。一種の防衛本能と言えるのです。
症状としては、なにかの心理的に強いストレスを受けて、自分の身の回りで何が
おこっているのか、客観的に把握することができなくなってしまうのです。
それは、次のような段階で進んでいきます。
次に、慌ててしまいます・・・判断力が無くなる
そして、何もできなくなっったり、逆にやってはいけないことする
ようになってしまいます。
混乱して、とんでもないことをしでかす人もいれば、逆にフリーズしてしまい、
ただじっとしているだけになるような人もいます。
現れ方や、その程度は、人によってレベルは様々にあると言われています。
もちろん、折れない心を作る努力も必要かもしれません
・なにが起きたかわからなくなる(無覚知)
・どうすればいいかわからない(心理パニック)
・きちんと適切な行動がとれない
・外部の情報が入らなくなる